ディセント ★★★☆
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2006-11-29)
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ある事故によって、愛する夫と一人娘を亡くした主人公サラ。
その悲劇から立ち直ろうとするサラは、女友達が企画した洞窟探検に参加します。
しかし、女6人で向かった洞窟では、想像を絶する恐怖が待っていたのです。
せまーい洞窟で窮屈な思いをしながら、ひたすら逃げ回るホラーです。
映画の始まりから、なかなかいい感じの怖い演出をしていて、ぐぃと惹きこまれます。
洞窟に入ってからも、洞窟の暗くて、ジメジメしてて、ぬるぬるしてて…そんな雰囲気が画面から伝わってきます。
この閉塞感がたまりませんwうーん、洞窟こわい(ゝc_,・。)。
主役グループを女友達6人にしたのも正解な感じがします。
どうしても男女グループだと「愛だの恋だの」とか、「守る、守られる」といった関係が出てくるんですが、このストーリーに関して言えば、それを排除したのは良かったかな、と思います。
ビクビクしながら観ていると、「わっ!」っていう驚かせ方が山ほどあるんですが、グロさはまぁそこそこかなぁ…。
グロいのは苦手なんで、なんとか無事観終わることができましたw
途中???なところもあるんですが、ラストもその雰囲気をしっかり引きずっているんで、なかなかよかったです(゚ー゚*d)。
以下ネタばれです。
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最初の病院の中の通路を走っていくシーン、最後の方の斜めの坂を這いつくばって登っていくシーン、そしてラストシーン。
いいシーンだったなぁ…、暫く…というか、ずっと頭から離れそうにありませんw
なんというか、救われなさがいいですよね。
洞窟の怖さ倍増して。
ただ、途中のヒロインが急に強くなる展開はどうかとw
もうね、気持ちの持ちようだけでこんなに強くなるならだれも苦労しないだろ、ってくらいの強くなり加減で、全体の雰囲気を壊すほどです。
もうちょっと、加減をどうにかすれば、もっともっと良かったのになぁ…と残念です。
テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画