ボーナンザ 【ボードゲーム】

大好きな『アグリコラ』の作者ウヴェ・ローゼンベルクが1997年に作ったゲームだそうです。
存在は知っていたんですけどね、カードだけのゲームみたいだし、他の方のブログとかでルールを見て見ても、イマイチぴんとこなかったり。
特に僕は2人プレイが多いんですが、このゲームの推奨人数が3人以上ということもあって、あんまり興味もなかったんです。
でも、安くて小さいことが決め手となって買っちゃいましたヽ(*´∀`)ノエヘヘ。
で、このゲーム。
ものすごく、おもしろい!!(゚ー゚*d)。

このゲームの主役の「豆」たち。
あんまり好きなタイプのイラストではなかったんですけどね、やってるうちに時に可愛く、時に小憎たらしく見えてきちゃって、愛着わきまくりです('-'*)エヘ。

我が家で唯一固有の名前の付いている豆、つまり「う○こ」をもとにカードを紹介します(ぉぃ。
カードには番号がふってあります。
このカードは⑯なんですが、これは「このカードが全部で何枚あるか」を示しています。
で、豆は番号で呼ぶとわかりやすいかな、この場合は「⑯豆」とか。
豆の下に書いている数字とコインの表記が示しているのは、「豆をいくつ植えて売ったら、いくつのコインに替えてもらえるか」ということです。
⑯豆の場合は、「豆を3つ植えて売ったら、1コイン」「5つだったら、2コイン」。
ちなみにこのゲームでは「コイン」の単位が「ターラー」です。
カードの裏には、コインの絵が描かれてて、これがなかなかの優れモノ。
植えた豆を売るときには、必要枚数を裏返して、その分のコインを手に入れます。

ゲーム開始。
プレーヤーは、手元に2つまで豆カードを置くことのできる畑を持ちます。
1つの畑には1種類の豆しか植えることができません。
なお、3ターラー支払って畑を1つだけ増やすことができます。
これにはバリアントルールがあって、
・3人プレイのときは、3人とも最初から畑を3つ持つ
・4人プレイのときは、3つ目の畑の値段を2ターラーにする
ことがおススメされています。
なお、僕は2人プレイのときは「2人とも最初から畑を3つ持つ」というルールでやっています(゚ー゚*d)。
写真は、2プレイ時です。
ゲームの展開としては、
①「豆カードをプレイする」最初に配られた5枚のカードを1枚か2枚畑に植えます。このとき、手元のカードの順番を変えることはできず、必ず手前のカードからプレイします。
②「交換と贈与」山札から2枚カードを表にして、その2枚を必ず畑に植えます。このとき、他のプレイヤーと交渉し、カードを交換又は贈与することができます。
③「②で獲得した全てのカードを畑にまく」交換・贈与で手に入れた豆、交換・贈与せずに確保した豆全てを植えます。
④「豆カードを引く」最後に3枚カードを引いて、手札に加えます。
なお、豆を植えることができないときは、豆を売らなければなりません。この際、コインに替えることができるだけの豆を植えていれば、獲得できるだけの枚数の豆を裏返してコインにして手元に置き、残りは捨て札とします。
また、豆を売ることができるのは、2枚以上の豆を植えている畑からのみ(2枚以上の豆を植えている畑がなければ、どこでもよい)です。
なんか、だらだらルールを書いてしまって、ピンと来ないかもしれませんが、「手元にこの豆があるから、まずはこの畑を売って…」とか、「先々のことを考えると、ちょっと損でもまずこの豆を処分した方がいいな…」とか、いろいろと悩みどころがあるんです。
また、交渉が中心になるので、ずっと話をしている感じになるのも楽しいんです。
だいぶ畑が育ってきた感じ。
この後、ガサーっと豆を売って、大金を儲けることができました(*^▽^*)。

最後に、獲得したコインの数で勝敗が決まります。
いやー、最初にも言いましたが、ほんとに面白いですよ。
…うーん、なんでだろう。
コツコツと豆を植えていって、大量に売って一気にコインを稼ぐときの達成感の積み重ねが楽しいのかなー。
交渉もあるんですが、交渉が成立すれば基本的にはお互いに得をするので、お互いに「ありがとう」って感じで、どこかほのぼのした雰囲気でもあります。(もちろん、その裏で「ニヤリ」ってのもあるんですが(゚m゚*)ムフフ)
ある友人とやったときは、イマイチぴんと来ないままだったみたいなんで、誰にでもおススメというわけにはいかないっぽいんですが、値段もそう高くないし、やった見て損はないと思います。
推奨は3人以上ですが、2人でやっても楽しいですし。
おススメですヨーヽ(*´∀`)ノ。
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テーマ : ボードゲーム
ジャンル : ゲーム