リンカーン弁護士 ★★★☆
Soundtrack
Lakeshore Records (2011-03-15)
売り上げランキング: 72133
「ちょい悪」弁護士ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は金次第で麻薬売人や売春婦の容疑を晴らす敏腕弁護士。
ある日、資産家の御曹司ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)が女性への殺人未遂容疑で告発され、弁護を担当することに。
楽勝で高額な報酬にありつけると勇むミックだったが…。
リンカーン大統領が若いころにヴァンパイア・ハンターをやる傍らで弁護士もやっちゃう、というはずもなく、この映画は車の「リンカーン」を事務所代わりにするという一風変わった弁護士が主役の、映画の定番ジャンル「法廷もの」。
とはいえ、このジャンルを観るのは久しぶりです。
「法廷もの」といえば、『十二人の怒れる男』とか『推定無罪』、『ア・フュー・グッドメン』、『告発』とか『レインメーカー』とか、この映画に出ているマリサ・トメイがアカデミー助演女優賞を受賞した『いとこのビニー』なんてのもありましたよね。そうそう、僕がマシュー・マコノヒーを知ったのは『評決のとき』という「法廷もの」でした。
この映画も、そんな大好きな「法廷もの」の臭いがしっかりとする、良い映画でした(゚ー゚*d)。
飄々としてて、お金がもらえるんならちょっと悪いこともしたりするんだけど、それでも自分なりの正義の基準をしっかりと持ってる主役のミックをマシュー・マコノヒーが好演。
マリサ・トメイはあれですね、年とって益々色っぽくなってきましたね。
さらっと出てきて、でも強烈に印象に残るウィリアム・H・メイシーも素敵。
ライアン・フィリップの良さは、是非、映画で観てみてください('-'*)エヘ。
ちょっと引っかかることもないことはないんですが、そんなキャストの好演と軽快な演出で、気持ちよく観ることができました。
原作自体は、この作品含め4作(うち邦訳2作)出てるみたいです。
マシュー・マコノヒーの当たり役、続編の話も出ているようなので、是非実現して欲しいです(*^▽^*)。
テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画