トロール・ハンター ★☆
ワーナー・ホーム・ビデオ (2012-08-08)
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ドキュメンタリーの作成を行う大学生3人。
熊の密猟問題を追いかけるうち、怪しい人物ハンスに出会い、彼の後を追う。
やがて明らかになる。
彼は「トロール・ハンター」だった。
ノルウェー初のトロールを追ったフェイクドキュメンタリー映画です。
「トロール」ってのは、ムーミンのモデルになったらしく、物がなくなったときにトロールのいたずらと言われるとかなんとか。
まぁ、あれですよ、ドラクエの緑の巨人。
以上、薄っぺらいトロールの紹介おわり('-'*)エヘ。
フェイクドキュメンタリーって、自分のイメージでは『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』で一気にメジャーになった感じ。
この映画は、身も蓋もなく言ってしまえばトロール版ブレア・ウィッチ。
自分は嫌いなジャンルではなくって、『REC』とか『クローバー・フィールド』とか、最近では『ラスト・エクソシズム』とか結構好きな作品があります。
でも、この映画を観て思ったんですが、このジャンル自体、ちょっと食傷気味で、前に挙げた作品みたいに工夫をしないとつらいかな…。
「この映像は、○○から手に入れた映像を編集したものである。登場人物の安否はわからない。」てきな注意書きで始まるオープニング。
毎度おなじみちょっとおバカな大学生たち。
「はぁはぁ」言って走りながら延々と地面を映し続ける。
移動中の即興劇的な他愛のない会話。
転ぶカメラマン。
うーん('ω'*)。
つぎつぎに感じる『いつもどおり感』で、新鮮味がないんです。
しかも、フェイク・ドキュメンタリーという形をとっているのにリアリティがないのも残念。
折角、「トロール」っていう珍しい題材を扱ってるんだから、どこか突き抜けた感じが欲しかったなーと思います。
この映画は、アメリカでリメイクが決まってるみたいですね。
面白いかなー。
題材自体は凄く面白いので、ついついまた観てしまいそうです(゚ー゚*d)。
テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画