ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春 ★★★★
アメイジングD.C. (2012-07-04)
売り上げランキング: 1148
青年マイクが目を覚ますと、まわりにゾンビがあふれて・・・という話なら、ありがちな感じなのですが、この映画はマイクがゾンビになってしまっています。
体はゾンビなんだけど、人間としての意識もある「半ゾンビ」マイク。
死んだときの記憶もイマイチはっきりしていないのですが、ポケットに入っていた恋人に渡そうと思っていた婚約指輪を見つけ、恋人の存在を思い出します。
途中でなんとなく一緒に行動するようになった能天気な同じく半ゾンビなブレントの後押しもあって、恋人に指輪を渡す旅に出ることになります。
もう、設定からしておバカな青春ロードムービー。
そもそも「半ゾンビ」ってなんなの。
そんな都合のいい状態ってなんなの。
細かい設定抜きで、勢いと愛情で作ってしまったような、そして思いっきり笑えるゾンビ映画でした。
「半ゾンビ」なんて中途半端な存在なりのドラマもコッテリ作れそうなんですけど、あんまり深追いをしない、軽ーいかんじもいいですね。
死んじゃってゾンビになってる割にはどこか能天気な主人公たち。
なんか中途半端に真面目なところのある主人公マイク。
軽くって思いつきと勢いだけで行動する友人ブレント。
ちゃんとした(?)ゾンビで愛らしいペット的な存在の、チーズ。
彼らの一生懸命なんだけど、どこか間の抜けた旅を観てるだけで笑いがこみあげてきます。
・・・みんなゾンビだし。
もう、この映画を観たら、ゲームでゾンビを倒せなくなるんじゃないかな(ウソ。
それだけゾンビが愛らしく思えてくる映画でした。
おススメです(゚ー゚*d)。
あと、邦題。
「死にぞこないの青い春」って、もうシッカリ死んでるよ∑(゚ロ゚〃)。
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